築70年以上木造戸建て住宅耐震フルリノベーション。
京都市内では高級住宅街の一つとして知られる下鴨エリア。そんなエリアに建つ昭和レトロな外観風情を色濃く残す中古物件に、レトロ建築が大好きなオーナーが一目ぼれで購入されました。
築70年以上経つ建物はかなり老朽化が進んでいましたが、内装をフルスケルトンにして外壁も一部撤去し、構造補強と最新の断熱材と設備を備え見事に蘇りました。1階と2階を間仕切り壁なしで繋げてそれぞれの居場所をパーテーション的要素として欄間を備えた間仕切り壁で仕切ることで建物全体でワンルーム化。ワンルームにすることで、冬は1階LDKの床暖房で2階まで暖め、夏はロフト最上階に備えたエアコンで1階まで冷やし、とても効率よくなりました。
内装設えは、床にタモのフローリングや壁・天井には土佐和紙を使用しオーガニックな素材で包み込まれるようにとても癒される空間に大変身しました。
photo Daijiro Okada
地域 | 京都市左京区 |
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築年数 | 築70年 |
建物種別 | 戸建てリノベーション |
工期 | 5か月 |
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面積 | 41㎡(1階),32㎡(2階),73㎡(施工面積) |
地域 | 京都市左京区 |
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築年数 | 築70年 |
建物種別 | 戸建てリノベーション |
工期 | 5か月 |
面積 | 41㎡(1階),32㎡(2階),73㎡(施工面積) |
昭和レトロな雰囲気が色濃く残る外観
築70年以上の老朽化したジメっとした内装
暗くジメっとしたキッチン
築70年以上経つ老朽化した内装
昭和レトロ建築が大好きなオーナーからは、
・外観や内装のレトロな雰囲気は残したい。特に外観はそのままで、ヴォーリズ建築のうような玄関入口にしたい。
・1階にLDKと子供や大人がくつろぎながら読書や勉強ができるスペースが欲しい
・寝室は多少狭くても大容量の収納が欲しい。
・内装の感じはナチュラルなオーガニック素材を使いたい。
使用した主な自然素材や設備:ホワイトアッシュ3層フローリング(1階)レッドパイン無垢フローリング(2階)、土佐和紙の壁紙、近江八幡市で造られたオリジナル照明器具、ニヤトーの木の玄関ドア、システムバスetc
読書や子供たちの勉強スペースに、また家事スペースにお昼寝にと様々な使い方ができる小上りの畳スペース。
小上りの中は季節ものなどを収納できるスペースになっています。
2階天井を取り払い吹抜け空間にすることで狭さを解消して、また天井裏にロフトを備えてキッズスペースや収納スペースにと空間を最大限に有効活用。
手描きイメージパース
手描きイメージパース
手描きイメージパース
ご提案はいくつかのプランを見て頂きます。これしかないというプランもありますが、大体はご予算に応じたプラン、希望を詰め込んだプラン、その間のプランなど松竹梅(しょうちくばい)的にいくつかプランを作成します。